PLC(シーケンサー)・シーケンス制御機器の保守・メンテナンス

PLC(シーケンサー)・シーケンス制御機器は施設・工場において非常に重要度の高い機器です。それだけに、トラブルが起きると業務に大きな影響を及ぼし、場合によっては決して少なくない損害が発生します。

アクエリアスでは、PLC(シーケンサー)・シーケンス制御機器の新設、カスタマイズ、入れ替えだけでなく、整備・メンテナンスにも対応しております。施設・工場が稼働していない夜間などの保守・メンテナンスも承っておりますので、不具合・トラブルの予兆があった場合は、問題が深刻になる前にご相談ください。

保守・メンテナンスの流れ

まずは、電話・メールにてメンテナンスが必要なPLC(シーケンサー)・シーケンス制御機器の台数や機種、メーカーなどを伺います。その後、当社技術スタッフがお伺いし、点検表を作成してメンテナンス内容をご提案させていただきます。

主な保守・メンテナンス内容
PLC(シーケンサー)・
シーケンス制御機器の機種確認
使用中のソフトウェアの
バックアップ
フローチャートの有無を
チェック
バッテリー残量、電圧・電流、
異音などのチェック
ビス・端子などの増し締め、
マーキング
盤の環境チェック
汚れ部分の掃除 最新のラダー図を保存

古いPLC(シーケンサー)・シーケンス制御機器の注意点

古くから使っているPLC(シーケンサー)・シーケンス制御機器がトラブルを起こすと、修復コストもかさみますし、最悪の場合は修理ができなくなってしまうこともあります。できるだけ早く、最適なメンテナンスを行うため、以下の事項にご協力いただけますと幸いです。

現状把握とリスクヘッジ

古いPLC(シーケンサー)・シーケンス制御機器が故障した場合、修理をしようとしてもすでに同じものが製造終了になっていることがあります。まずは、今お使いの機器のメーカー・機種などを確認して記録しておきましょう。そのうえで、使用している機器が今も販売されているのか、製造終了になる可能性はあるのかなど、確認しておきましょう。現行の機器がまだあるなら既存在庫を確認しておくことも大切です。また、製造終了のリスクヘッジとして、相当品に機種変更する際に必要な型式・電圧・入出力の数なども記録しておきましょう。

データのバックアップ、図面・フローチャートの作成

故障したPLC(シーケンサー)・シーケンス制御機器は、ハード図面やバックアップデータ、挙動を把握できるフローチャートがなくても現地対応にて後継機種への改修が可能な場合もあります。しかしながら、改修をするためのコスト・時間がかさんでしまいます。

トラブルが起きたときに、低コスト・短期間で修復するためには、問題なく稼働している間にPLC(シーケンサー)データのバックアップを行い、ハード図面やフローチャートなども作成しておくことが大切です。

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